あってよかった!!保育ネタ
学生時代編
学生時代の実習(そして、現場で働いてから)作っておいてよかったと思ったものは、パネルシアターとかペープサートなどの短時間子どもを楽しませることが出来るもの、です。
パネルシアターとかは、シアターが必要なので割り箸で作ったペープサートや、スケッチブックシアターというものがすぐに展開出来るので特に現場で重宝しました。
(あくまで私の思う)パネルシアター、スケッチブックシアター、ペープサートの特徴的を「人数」「耐久」「費用」「保育準備」の面から比べました。
<パネルシアター>
人数:シアターから多少はみ出ても貼れればいいので、大きく作りやすく大人数に対応出来る。
耐久:大切に扱えば長年使える。貼れなくなった話はあまり聞かない。(自分の親より年齢が上の先生がずっと使っているものの貼り付きの悪さをぼやいているくらい)私個人のものも7年間現役。
費用:Pペーパーと呼ばれるもので作るのだが、決して安くはないお金がかかる。本屋かネット通販で購入。あとは絵の具も必要。
保育準備:シアターの設置が必要なので、事前準備がいる。(首掛けタイプを自分で作っている人もいる)
<スケッチブックシアター>
人数:スケッチブックの大きさに依存するため、大人数向けではないが、30人の1クラスで座って見る程度なら有効。
耐久:使用頻度が高いとリングのところから紙が取れる。高いスケッチブックも半年くらいからゆっくりとリングから外れはじめたが、なんやかんやで4年は使えた。
費用:百均で売ってる!安価!
保育準備:スケッチブックを取りに行く、のみなのでほとんどなにもいらない。
<ペープサート>
人数:大きくつくることは出来るが、割り箸が支えられる耐久力と1人で扱えるサイズなので大人数向けではない。30人の1クラスで座って見る程度の規模で考えた方がいい。(スケッチブックシアターと同格)
耐久:大切に扱えば長年使える。割り箸が抜けた、貼っていた折り紙が破れたなど適宜補強は必要。
費用:厚紙と割り箸が必要。それぞれ百均で揃う。
保育準備:ペープサートを取りに行く、のみなのでほとんどなにもいらない。
以上です。
パネルシアターは事前準備が必要ですが、大人数で楽しめるのでお誕生日会などの大人数向けの会で使用しました。
日常向けはスケッチブックシアターとペープサート、という考え方でいいと思います。
次に、パネルシアター、スケッチブックシアター、ペープサートで作るものの種類について考えます。私は主に2種類あると思っており、それは
・物語メイン
・歌メイン
の2つです。
物語メイン
昔話などのお話が進むものです。お話なので長いものが多く、短いお話でも2歳児クラスからにしていました。
・昔話(桃太郎や干支のお話)
・海外の民話(裸の王様、がらがらドン)
・バイキンについて栄養について、物の使い方などの指導系
・パネルシアターの本から気に入ったものを作る
の4つが多かったです。1番はパネルシアターの本を図書館で借りることが多いと思います。
歌メイン
どんな色が好き?、こぶたが道を、など歌を歌いながら進んでいくものです。
間にクイズなどの問いかけがあると幼児も楽しめます。(異年齢の場合は、わかったら◯歳児さんに教えてあげて!◯歳児さんが答えてね!と伝えて、関わりを促すこともしていました)
歌の部分は年齢関係なく楽しむことが出来るので重宝しました。
・食いしん坊のおばけの子
・どっちちどっち
・どんな色が好き
・こぶたが道を
・折り紙くんの変身
がおすすめです。
物語と違い、多少対象年齢が違ってもクイズ形式にしてしまえば年齢の調整が出来るのでおすすめです。こればっかり作っていましたし、使ってました。
社会人になってから、先輩がつくってるものを真似して作らせてもらったりもしていましたが、先輩とネタが被るのはやや気まずいので、ややマイナーどころを探すのがおすすめです。
最後に元も子もないことを言いますが、
王道作品のパネルシアターやペープサートは社会人になると本屋さんやメルカリで買います。私も書いましたし、先輩も買ってました。お局も買ってました。みんな1度は買います。いいと思います。
そういうことを踏まえると、ちょっと王道から逸れたスケッチブックシアターがおすすめです。
1冊あれば2つ、3つのお話が展開出来ること。準備が不必要なので、バス業務でも使えるのも利点です。
先述していますが、先輩の得意ネタと被った時なんて先輩への気まずさもありますが、それより子どもからも「それ他の先生がやってたよ!」「先生と歌がちがう!」と声が上がり、まぁまぁ今日は先生とやろうや、と声かけをするのもやるせないので本当にまずはマイナーなネタがおすすめです。
私のレギュラーネタは「食いしん坊のおばけの子」と「影絵や色クイズ」のスケッチブックシアター、「折り紙くんの変身」のペープサートでした。パネルシアターは「おはようクレヨン」がレギュラーでした。先輩と被ることはなかったのですが、後輩と被り、「歌がちがーう!」と子どもたちの悪意のない言葉に対応している姿を見て、一緒に子どもたちに声をかけながら、やはり人と被るのは嫌だなと思いました。
いい保育士ライフになりますように。